2013年04月27日

便器の中のサイフ

「便器の中のサイフ」
http://okmusic.jp/#!/works/28371

このステキなタイトルの作品は、残念なことに”いいね”と思う方が少ないようです。
これは一体なぜなんだろう、と考えてみたいと思います。

まず、この作品がインスト作品ということが大きな理由の一つかな、と思います。
インストは歌詞がないので、なんとも共感しづらいというのが大きな理由ではないか。

え? そんなことはない?

インストでも、いい曲は多くの人に愛されて、いい曲だと言われています。

その通りです。

では、この作品のテーマがあまりにも下世話なものであるからではないか。

え? そんなことはない?

でもしかし、この作品のタイトルはかなり下世話、というかはっきりいって、どうでもいいと思うくらいどうでもいいですよね。

ただ、このような下世話なタイトルの曲も、その曲、その演奏によっては、かなり聴く人を惹きつけて、なんだか、とても挑発的な雰囲気が、それはそれでとても魅力的だったりします。

ああ、そうですか、では、演奏がとてもヒドイということも仕方なく認めましょう。

え? 演奏がイマイチでも愛されている曲はたくさんあるって?

あなたはヘタウマという言葉を知っていますかだって?

おお、ということは、この作品はヘタウマですらない、ということですか。

ああ、ヘタウマというのは、ある種のセンスを必要とするということですだって?
ヘタでも、センスがあるからヘタウマなんですだって。

センスというのが私にはよくわかりませんし、あまり魅力も感じません。

便器の中に財布が落ちたからと言って、だからどうしたってことなんでしょうか。

でも、当事者にとっては大事件なのです。

そんなわけで、この作品はおそらくこのままでしょうね。

posted by 砂久ヤタロウ at 00:25| Comment(0) | かく語りき | 更新情報をチェックする

2013年04月24日

それならば

「それならば」

http://okmusic.jp/#!/works/23959?n=%E3%81%9D%E3%82%8C%E3%81%AA%E3%82%89%E3%81%B0

「ウゾルス」のことは、また別の機会に書くとしましての、この作品です。

今、まさに飛ぼうとしている人の歌ですが、この歌詞を書くとき、私もいろいろと考えてしまいました。

こういうシチュエイションを実際に経験する人は少ないとは思いますが、この人は”こころがクリア”であるにもかかわらず、誰の声も聞こえないフリをしています。

聞こえていないわけではないのです。聞こえないフリをしているのです。

一体、こころがクリアとはどういう状態なんでしょうね。
曲から受ける印象としては、すでに”ある決心”をしていて、もう誰の言うことも聞くつもりはない、というところでしょうか。

泣き叫ぶ家族や、恋人の声さえも聞こえないフリをしてしまうほどの決意とは、一体何なんでしょうね。

私は、この曲の歌詞を書くとき、ある種の”危うさ”を描こうとしていましたが、曲ができたとき、まず思い浮かべたことは(そう、思い浮かべたのは曲ができた後だったのですが)、いわゆる自爆テロのことでした。

何が正しいか、ということは誰にもわかりませんが、クリアなこころには、ある種の美学が感じられます。

ただ、クリアといいうのは本人のみが感じていることで、周りからみると、それはまるで”洗脳”という状態であったり”騙されている”ような状態であるようにも見えます。

ながく正気を保つというのは、難しいものですが、こういうことは、自分で防ぐことってできるのでしょうかね。

さて、とりあえず歌詞のことを書いてみましたが、作品としては”一応”クリアなこころのことを歌ったものという微妙な位置づけになりますね。

雰囲気ものとして、たとえば映画など、物語の中でのファンタジィとして感じるのが希望する聴き方であります。



それならば この手をひろげて
紺色の 海に沈みましょう

胸に刻んだ あなたの名前を
ひとり静かに つぶやいて

それならば 空を見上げてみる
雲のない この空を

誰かが 遠くで呼んでいる
私は 聞こえないフリをする


誰かが 何かを叫んでいる
私は 聞こえないフリをする

風が こころをクリアにしていきます

私は いつでも飛べるのです

posted by 砂久ヤタロウ at 18:57| Comment(0) | かく語りき | 更新情報をチェックする

2013年04月22日

被虐のブーメラン その2

「20.被虐のブーメラン(DEMO)」
http://okmusic.jp/#!/works/5901?n=%EF%BC%92%EF%BC%90%EF%BC%8E%E8%A2%AB%E8%99%90%E3%81%AE%E3%83%96%E3%83%BC%E3%83%A1%E3%83%A9%E3%83%B3%EF%BC%88DEMO%EF%BC%89

     被虐のブーメラン



 男から受け取ったギターを、まるでそこら辺で捕まえ
た黒いニワトリのように抱えながら、彼は静かに歩き始
める。



                         
歩きながら、彼は考える。
 一体何が起こったのか、なぜ自分はこんなところを歩
いているのか。


                         
森の中は、彼がそれを考えるのに十分な程静かで、し
かし同時に「何か」との奇妙な連帯を感じさせる程穏や
かな”ざわめき”に満ちている。
 彼は不思議な安らぎに包まれながらも、想い返す。





  なぜ森へ入り込んだのか

  なぜ森を出ようと思ったのか

  なぜ刺激を求めたのか

  なぜ不安を感じたのか

  なぜ別れたのか

  なぜ様々なことを考えるのか

  そして、結局どういうことなのか




 みるみる彼は、黒くぼやけていき、ついには影に
なり、四方に吸い込まれるように消えてしまう。



 森の影となった彼が再び現れ、大きな音でギターを奏
でる。




辺りに霧が立ち込める。



 影達が次々と現れ、森はついに完全に真っ暗闇になる。







つまり、そういうこと。
しかし、ねえ、なんだかねえ。

かのスナック野郎が、この曲のオリジナルヴァージョンを持ったまま”失踪”してしまったので、手元にはこのヴァージョンしかありません。

posted by 砂久ヤタロウ at 21:42| Comment(0) | かく語りき | 更新情報をチェックする

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