2013年04月22日

被虐のブーメラン その2

「20.被虐のブーメラン(DEMO)」
http://okmusic.jp/#!/works/5901?n=%EF%BC%92%EF%BC%90%EF%BC%8E%E8%A2%AB%E8%99%90%E3%81%AE%E3%83%96%E3%83%BC%E3%83%A1%E3%83%A9%E3%83%B3%EF%BC%88DEMO%EF%BC%89

     被虐のブーメラン



 男から受け取ったギターを、まるでそこら辺で捕まえ
た黒いニワトリのように抱えながら、彼は静かに歩き始
める。



                         
歩きながら、彼は考える。
 一体何が起こったのか、なぜ自分はこんなところを歩
いているのか。


                         
森の中は、彼がそれを考えるのに十分な程静かで、し
かし同時に「何か」との奇妙な連帯を感じさせる程穏や
かな”ざわめき”に満ちている。
 彼は不思議な安らぎに包まれながらも、想い返す。





  なぜ森へ入り込んだのか

  なぜ森を出ようと思ったのか

  なぜ刺激を求めたのか

  なぜ不安を感じたのか

  なぜ別れたのか

  なぜ様々なことを考えるのか

  そして、結局どういうことなのか




 みるみる彼は、黒くぼやけていき、ついには影に
なり、四方に吸い込まれるように消えてしまう。



 森の影となった彼が再び現れ、大きな音でギターを奏
でる。




辺りに霧が立ち込める。



 影達が次々と現れ、森はついに完全に真っ暗闇になる。







つまり、そういうこと。
しかし、ねえ、なんだかねえ。

かのスナック野郎が、この曲のオリジナルヴァージョンを持ったまま”失踪”してしまったので、手元にはこのヴァージョンしかありません。

posted by 砂久ヤタロウ at 21:42| Comment(0) | かく語りき | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
コチラをクリックしてください
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。